帽子教室通信　2024年　5月14日（火曜日）

小さなキャノチエクラウンとブリムのチップを作ています。
キャノチエクラウントップ部分、裏貼りをした後、トップが窪んでいるので、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エッグアイロンでトップ部分を修正しています。

　

エッグアイロンを下から当てて、トップを突き上げています。トップ部分、緩やかな山になる様にしています。
帽体等、型抜きをいた後、トップが窪まない様に、チップは少し盛り上げておきます。

　

チップ液を塗る前にアイロンで、寒冷紗貼りをします。



黒の麻ブレードで、チップに巻いてクロッシェを作っています。待ち針から躾糸に変えて

　

ミシンで本縫いをして、さらに巻いていきます。



昨年作った帽子、クラウン、雨に濡れて、型くずれしています。
更に、日に焼けて変色しているので、クラウンを裏替えしにして、台形キャノチエに型入れ

　

アイロンで形を整え、また、ブリムと縫い合わせたら、新品同様になりました。
雨が降ったら、帽子は脱いで、ビニール袋に入れて下さい。

　

シゾール石目編みキャプリン、ラベンダー色です。クラウンは中折れですがご自分のチップです。

　

中央は窪んでいるので寒冷紗で押さえています。　ブリムのしわは木型に入れる前にアイロンで取ります。

　

ブリムチップに型入れ中。　　　　　　　　　　　　ブリム内側、縫代を三つ折りにするそうです。