帽子教室通信　2022年　7月26日(火曜日）

クラウンとブリムを縫い合わせ、紺色のビスブレードを巻きました。

　

実家のお母さんへの帽子だそうです。　　　　　　このラファイアブレードは家で巻きました。
　素敵ですね　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　躾で縫ってあるので、家でミシンを掛けるそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お友達の帽子だそうです。

　

この帽子は既成帽子でブリムが水平になっていて、ブルトンにしたいと言われましたが、
エクアドルパナマですが、凄い糊が施されていて、本来の帽体の良さが無い程、糊が付着しています。
クラウンはそのままで、ブリム木型に、高温アイロン湿布で型入れして、何とかブルトン状態にしました。
何もしないと、元の水平に戻るので、ぶりむのエッジ内側に、ブレードで吊りました。これなら、ブルトンの
ままで、形が保たれると思います。エクアドルパナマの良さを殺している糊だと思います。
こんなに糊を強く付着させると、通気性が無く、被っていても暑い帽子です。
水平ブリム、エッジが固いので、被ていて、誰かの目に当たっても危険な帽子です。
だからブルトンにしました。

　

麻格子ブレードで変形クラウンに巻きました。　　ブリムにサイズリボンを付ける準備中です。

　

ブリムにサイズリボンをつけました　　　　　　　クラウンとブリムを縫い合わせ、被って見て高さが良ければ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本縫いです。

　

サイズ元ブローチを付けるそうです。　　　とっても似合っていますが、お顔は写せません。