5月30日に入院31日に手術をしました。

3年程前からすべり症で、足のふくらはぎの外側、お尻のほっぺたの痛みが、4月に入ってから激痛になり、
歩き続ける事が出来なくなり、整形外科の診察を受け、コルセットをしたり、ブロック注射もしましたが、痛みが治まらず、
MRIを撮ったところ神経に強い圧迫があり、手術以外、痛みが治まらない、腰部脊柱管狭窄症、との診断で、
「腰椎後方固定術」、腰椎左右3本づつ、計6本のチタンボルトで固定する手術をしました。

術後、3日間が一番辛かったです。点滴は3日間連続、寝返りが自分では出来ず、看護師さん2人に1時間置きに、
体の位置を変えて貰いました。術後翌日から、朝から、普通に食事が出て、食欲が無いと言うと、
点滴増やしますと言われ、口から食べなと、傷口の治りが悪くなると言われ、頑張って食べましたが、
結果的に術前より3キロ減りました。

術後4日から、胸の下から足の付け根までの頑丈なコルセットを着けて、
リハリビが始まり、初めて車いすに乗って、移動しました。
手すりを持って、歩く事がら始まりました。傷口の痛みがありましたが、意外と歩けました。

私は、カーブス12年歴でそれなりに、筋肉が有りました。
少しづつ、歩く距離を伸ばし、術後、7日目には、手ぶらで歩く事が出来ました。主治医に早い！！と言われました。
リハリビは筋トレやマッサージも有りましたが、まずは歩く事がリハリビでした。

パジャマ姿にコルセットを着けたまま、スニーカーを履いて、帽子を被り、変な格好ですが、
病院の外へリハリビの先生と一緒に、散歩が始まり、ある日は北野天満宮を散策、
また、別の日は上七軒を散策、最後の日は、平野神社が一番遠くて、その日は病院から往復40分歩けました。

術後、何より、以前の激痛は全く無くなり、しびれも有りません。ただ頑丈なコルセットは寝るときにも着けたままです。
術後1ヵ月後就寝中は外せる事が出来るようになります。傷口は2週間後に抜糸をして、日に日に痛みは和らぎました。
病院の廊下をスタスタ歩るける様になった頃に、主治医の先生が、家に帰っても良いと言って貰えたので
6月25日に退院しました。

入院中はコロナ禍でも有り、誰にも面会出来ませんでしたが、
兄姉、友人、教室の生徒さん、達にlineやメールで励まして貰いました。
ご心配おかけしましたが、自宅に戻り2週間程の静養で、元の生活リズムを取り戻せました。

コルセットを着けたままですが、デスクワークはしても良いと言われ、教室を再開しました。
まだ、いろんな制約が有り、階段の昇り降り、自転車に乗る事、重い物を持つのも、術後3か月は禁止、
今着けているコルセットは8月末まで、9月から薄いコルセット変わりそれを3ヵ月着けて、
コルセットは計6ヵ月着ける生活です。元の体になるのに1年掛かるそうです。

激痛を抱えて、人生は遣って行けないとの思いで、手術に臨みましたが、
71歳、のこりの人生も元気で創りたい物も沢山あるので創作活動、頑張りたいと思います。